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「公務員はスキルがない」と不安なあなたへ|元国家公務員が手に職をつけた方法

転職

公務員の自分には、スキルがない。

こんな状態で、民間に転職できるんだろうか…

そんな不安を抱えて、ここにたどり着いたのではないでしょうか。

その気持ち、痛いほど分かります。私も、まったく同じ不安に、ずっと縛られていたからです。

私は元国家公務員です。窓口対応が中心の部署にいましたが、そこから未経験で大手メーカーの経理に転職しました。

でも、転職を考えていた頃の私は、「自分には何のスキルもない」と、本気で思い込んでいました。周りの友人はどんどん専門スキルを身につけていくのに、自分には民間で通用する武器が何もない。そう感じて、焦っていました。

結論から言います。「公務員はスキルがない」は、思い込みです

そして、もし本当に「スキルがなくて不安」なら、その不安を根本から解決する方法があります。それが、経理という「手に職」をつけることです。

この記事では、「スキルがない」と焦っていた私が、どうやってその不安を乗り越え、手に職をつけて「自分の力で立つ」状態になれたのかを、本音でお話しします。

読み終わる頃には、「自分にもできるかもしれない」と、少し前を向けるはずです。


この記事を書いた人
うみ

元公務員▶︎未経験・経理
漠然とした将来への不安から、転職を決意🔥
未経験経理職として、大手企業から数社内定獲得🙌

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「公務員はスキルがない」と、私が焦っていた頃

まず、少しだけ私自身の話をさせてください。かつての私の不安と、あなたの今の気持ちは、きっと重なる部分があると思います。

公務員として働いていた頃、私は「自分にはスキルがない」という焦りを、ずっと抱えていました。

一番きっかけになったのは、周りの友人の存在です。民間企業で働く友人たちが、営業やマーケティング、ITといった専門スキルをどんどん身につけていく。それを見るたびに、「自分には何もない」と焦りました。

実際に転職を考えて、求人を眺めてみても、その焦りは強まるばかりでした。応募しようにも、「アピールできる経験やスキルが、自分には何もない」と感じて、エントリーボタンを押す前に手が止まってしまうんです。

そもそも、公務員の仕事は、独自のルールや制度に沿ったものばかり。「こんな知識、民間で何の役に立つんだ」と思っていました。しかも、公務員は数年ごとに異動があります。いろんな部署を回るぶん、一つの専門性がなかなか身につかない。「広く浅く」で、突き抜けた武器がない気がしていました。

でも、本当に苦しかったのは、そういう具体的な不安の、もっと奥にあった感覚です。

それは、公務員という組織に、喉元を抑えられているような感覚でした。

このまま、なされるがままの状態で、本当にいいのか。組織にぶら下がっていれば、確かに楽です。安定もしている。でも、自分の人生を、それで終えてしまっていいのか。その問いが、ずっと頭から離れませんでした。

もし今、あなたが同じような感覚を抱えているなら、その気持ちは、痛いほど分かります。

なぜ、公務員は「スキルがない」と感じやすいのか

少し補足させてください。公務員が「スキルがない」と感じるのは、あなたが怠けてきたからでは、決してありません。構造的な理由があります。

一つは、業務が定型的でマニュアル化されていること。担当者によって対応がばらつかないよう、多くの業務にマニュアルが整備されています。これは行政サービスとしては正しいことですが、裏を返せば「個人の専門性が突出しにくい」環境でもあります。

もう一つが、数年ごとの異動です。せっかく一つの分野に詳しくなっても、異動でまた一から。これでは、「これが自分の専門だ」と言える武器が育ちにくい。

そして、成果が数字で見えにくいこと。営業のように「売上◯円」という分かりやすい成果がないので、自分の市場価値を自分で評価しづらい。

つまり、「スキルがない」と感じるのは、あなたの能力の問題ではなく、公務員という環境が「専門性を育てにくく、自分の価値を見えにくくする」構造だから、なんです。だからこそ、環境を変えて、意識的に手に職をつければ、状況は大きく変わります。


「スキルがない」は、9割が思い込み

ここで、はっきりお伝えしたいことがあります。

「公務員にはスキルがない」というのは、その多くが思い込みです。

正確に言うと、「スキルがない」のではなく、「スキルを、民間に伝わる言葉で語れていない」だけなんです。

考えてみてください。あなたは、あの難しい公務員試験を突破しました。日々、大量の仕事をこなし、締め切りを守り、正確に業務を進めてきた。これは、誰にでもできることではありません。

公務員の仕事の中には、民間でも高く評価される力が、たくさん詰まっています。

たとえば、法令や規則に沿って、正確に、ミスなく業務を進める力。複数の関係者と調整しながら、物事をまとめていく力。住民や関係機関に、複雑な内容を分かりやすく説明する力。大量の業務を、優先順位をつけてさばく力。そして、公共のために誠実に働き続ける責任感。

これらは全部、民間企業が喉から手が出るほど欲しい力です。

では、なぜ「スキルがない」と感じてしまうのか。それは、公務員の仕事が「マーケティング」「営業」「経理」といった名前で明確に区切られていないからです。いろんな力を使っているのに、それに名前がついていない。だから、自分でも「何ができるのか」が見えにくいんです。

「スキルがない」のではなく、「持っているスキルに、まだ名前をつけられていない」。これが実態です。私も、転職活動を通して、このことに気づきました。

「ポータブルスキル」という考え方

ここで、一つ知っておいてほしい言葉があります。「ポータブルスキル」です。

ポータブルスキルとは、業界や職種が変わっても持ち運べる、汎用的なビジネススキルのことです。具体的には、計画を立てて物事を進める力、課題を見つけて解決する力、人と円滑にコミュニケーションを取る力などが当てはまります。

そして、公務員は、このポータブルスキルを実はたくさん持っています。一つのプロジェクトを最初から最後まで回した経験、限られた予算と時間の中で成果を出した経験、立場の違う相手と粘り強く調整した経験。これらは全部、民間で通用するポータブルスキルです。

「営業ができない」「専門資格がない」と、目に見える即戦力スキルばかりに目を向けると、「自分には何もない」と思ってしまう。でも、視点をポータブルスキルに移すと、公務員は決して丸腰ではないと分かります。むしろ、土台となる力は、しっかり持っているんです。


それでも「手に職がない」不安が消えないなら

とはいえ、です。

「持っているスキルに名前をつければいい」と言われても、やっぱり不安は残ると思います。「調整力」や「責任感」と言われても、それだけで本当に通用するのか、と。

その気持ちも、正直、よく分かります。私自身、こうした「目に見えにくい力」だけでは、どこか心もとなさを感じていました。

だからこそ、私が出した答えは、はっきりした「手に職」をつけることでした。

目に見える、名前のついた、どこでも通用する専門スキル。それを一つ身につければ、「スキルがない」という不安は、根本から消える。そう考えたんです。

そして、私が選んだ手に職が、経理でした。


なぜ、手に職に「経理」を選んだのか

数ある選択肢の中で、なぜ経理だったのか。「スキルがない」という不安を解決する手段として、経理を選んだ理由をお話しします。

もちろん、手に職といっても、いろいろあります。ITエンジニア、Webデザイナー、営業、士業。どれも立派な選択肢です。その中で、公務員から目指すなら、経理は特に相性がいいと私は考えています。理由を、順番に説明します。

一生食べていける、確かな専門性

経理は、専門スキルが明確に身につく仕事です。会社の数字を扱う知識と経験は、どこの会社でも必要とされる。そして、経理はどんな企業にも必ず存在する部署です。会社がある限り、経理の仕事はなくなりません。

「スキルがない」という不安の裏には、「食べていけないかもしれない」という恐怖があります。経理という手に職は、その恐怖に、明確な答えをくれました

公務員の経験が、そのまま活きる

経理は、まったくの異業種に飛び込むわけではありません。公務員の経験と、意外なほど地続きです。

数字を正確に扱う。書類をミスなく処理する。ルールに沿って業務を進める。これらは、公務員が日常的にやってきたことそのもの。私の窓口業務での正確さは、経理の正確性にそのまま活きました。「スキルがない」と思っていた経験が、経理では立派な土台になったんです。

さらに、経理は「数字だけと向き合う孤独な仕事」と思われがちですが、実際は社内のいろんな部署とやり取りする、コミュニケーションの多い仕事です。窓口で人と接してきた経験、関係機関と調整してきた経験も、ここで活きます。公務員経験が「無駄になる」どころか、あちこちで役に立つ。この実感が、「スキルがない」という思い込みを、少しずつ溶かしてくれました。

簿記という、努力が報われる入場券

経理には、簿記という明確な入場券があります。

「スキルがない」状態から抜け出すのに、一番つらいのは「何を頑張ればいいか分からない」ことです。でも経理なら、簿記2級を取る、という明確なゴールがある。努力が、目に見える資格として報われる。この分かりやすさが、「スキルがない」自分にとって、大きな救いでした。

年齢を重ねるほど、価値が上がる

もう一つ、経理を選んだ理由があります。それは、経理が「年齢を重ねるほど価値が上がる」仕事だからです。

「スキルがない」と焦る人ほど、「もう年齢的に手遅れかも」と不安になりがちです。でも経理は、若さや体力で勝負する仕事ではありません。決算を何度も経験し、知識を積み上げるほど、頼られる存在になっていく。経験がそのまま武器になる仕事です。

だから、今から手に職をつけても、決して遅くない。むしろ、これから何十年も、その専門性を育てていける。「スキルがない」今この瞬間から始めても、時間を味方につけられるんです。

私は、こうした理由から経理を選び、実際に「スキルがない」不安から抜け出すことができました。


手に職をつけて、私に起きた一番の変化

経理という手に職をつけて、私の中で一番大きく変わったこと。それは、スキルの有無だけではありませんでした。

生き方そのものが、変わったんです。

かつての私は、公務員という組織に「ぶら下がって」いました。喉元を抑えられ、なされるがままの状態。組織を離れたら、自分には何もない。そう思っていたから、しがみつくしかなかった。

でも、経理という手に職をつけた今は、違います。「組織にぶら下がる」から、「自分の力で立つ」に変わったんです

あの、喉元を抑えられているような感覚から、解放されました。

具体的に言うと、会社に依存しなくてよくなった、という開放感があります。もし今の会社が嫌になったら、別の会社に行けばいい。経理のスキルさえあれば、どこでもやっていける。しかも、経理はどんな会社にも必ずある部署なので、次の転職もしやすい。

この「いつでも動ける」という状態が、どれだけ心を軽くしてくれるか。組織にしがみつかなくても大丈夫、という安心感は、公務員時代には決して得られなかったものです。

今の時代、一つの会社でずっと勤め上げるより、転職でステップアップしていくのが当たり前になっています。手に職をつけたことで、私はその時代の波に、うまく乗れている感覚があります。

そして、面白いことに、「いつでも辞められる」と思えるようになったら、逆に今の仕事に前向きに取り組めるようになりました。しがみつくために我慢して働くのではなく、自分で選んでここにいる、という感覚。この主体性の違いは、想像以上に大きいです。同じ仕事をしていても、「やらされている」のと「自分で選んでいる」のとでは、気持ちがまるで違うんです。

それに、経理は一つの到達点ではなく、さらにその先へ広がっていく仕事です。経理で数字を理解した先には、財務や経営企画といった、より経営に近いポジションへの道も開けます。「スキルがない」と悩んでいた自分が、今では「次はどんなスキルを積もうか」と、前向きにキャリアを考えられるようになった。この変化が、何より嬉しいです。

「スキルがない」という不安は、裏を返せば「組織に縛られている」不安でもあります。手に職をつけることは、その両方から、あなたを自由にしてくれるんです。


「スキルがない」あなたが、今からやるべきこと

「自分も手に職をつけたい。でも、何から始めればいいの?」

そう思ったあなたに、具体的なステップをお伝えします。難しいことはありません。順番にやれば、必ず前に進めます。

ステップ1|自分の経験を「棚卸し」する

まず、「スキルがない」という思い込みを外すことから始めましょう。

そのために有効なのが、自分の経験の棚卸しです。これまでやってきた業務を、一つひとつ書き出してみてください。そして、「それはどんな力を使ったか」を考える。

窓口対応なら「説明力・折衝力」。書類チェックなら「正確性」。他部署との調整なら「調整力」。書き出してみると、「自分にも、意外とアピールできることがある」と気づけるはずです。

コツは、「やった業務」だけでなく、「その業務で工夫したこと」「大変だったことをどう乗り越えたか」まで書き出すことです。たとえば、「クレーム対応で、怒っている相手にも冷静に説明して納得してもらった」という経験は、「冷静な対応力」「傾聴力」という立派なスキルです。「たくさんの申請を締め切りまでにさばいた」なら、「業務処理能力」「スケジュール管理力」になる。

自分では「当たり前」だと思っていることの中に、実はスキルが隠れています。当たり前にできてしまうからこそ、価値に気づけない。だから、あえて書き出して、言葉にすることが大事なんです。

ステップ2|簿記2級を目指す

手に職として経理を選ぶなら、簿記2級が入場券になります。

未経験の場合、多くの求人で「簿記2級以上」が条件になっているので、ここが最初の関門です。働きながらでも、通勤時間や休日を使えば、十分に取得できます。「何を頑張ればいいか分からない」状態から、「簿記2級を取る」という明確な目標に変わるだけで、気持ちがぐっと前向きになります。

ステップ3|在職中に、転職活動を始める

これは鉄則です。公務員を辞めてから動くのではなく、在職中に動き始めてください。

公務員は雇用保険の対象外で、辞めても失業手当が出ません。在職中なら、給料をもらいながら、焦らずじっくり次を探せます。私も在職中に活動したおかげで、落ち着いて大手メーカーを選ぶことができました。

ステップ4|プロに相談して、市場価値を知る

そして、一番おすすめなのが、転職エージェントに相談することです。

「スキルがない」という思い込みを外すのに、これが一番効きます。自分では気づけない強みを、プロが見つけてくれるからです。私も、窓口業務を「ただの事務作業」だと思っていたのが、エージェントとの面談で「正確に判断できる力」だと気づけました。

自分の市場価値を知るだけでも、視界が一気に開けます。


一人で悩まず、まずは自分の価値を確かめてみて

最後に、これは私が強く実感したことです。

「スキルがない」という不安は、一人で抱えていると、どんどん大きくなります。でも、その不安の正体は、多くの場合「自分の価値が見えていないだけ」なんです。

だから、一人で「自分には何もない」と結論を出す前に、プロに自分の経験を見てもらってください。

転職エージェントに相談すれば、公務員の経験が民間でどう評価されるのか、どんなスキルが身につけられるのか、といった、一人では分からない情報が手に入ります。「スキルがない」と思っていたのが、実は「宝の持ち腐れ」だったと気づくことも、珍しくありません。

覚えておいてほしいのは、「転職活動」には、リスクがないということです。エージェントに相談して、自分の市場価値を知るだけなら、失うものは何もありません。むしろ、自分を見つめ直す良いきっかけになります。

そのうえで、経理のような手に職をつける道に進むと決めれば、あなたは「組織にぶら下がる」状態から、「自分の力で立つ」状態へと、変わっていけます。

自分の市場価値を知ることから始めよう!

「自分にはスキルがない」と不安なら、まずはプロに相談して、自分の本当の価値を確かめてみるのがおすすめです。

ヒュープロなら、経理・会計に特化したアドバイザーに無料で相談できます。あなたの公務員経験が、経理でどう活きるのか、どんな手に職をつけられるのか、「話を聞くだけ」でも、道が見えてきますよ。


まとめ|スキルは、これから身につければいい

最後に、かつての私と同じように、「スキルがない」と不安で動けずにいるあなたに、伝えたいことがあります。

「スキルがない」というのは、あくまで「今の」スキルの話です。これから身につければいい。ただ、それだけのことなんです。動けば、必ず変われます。

そして、公務員の経験も、翻訳すればちゃんとスキルになります。「何もない」は、思い込みです。あの難しい試験を突破し、真面目に働いてきたあなたに、何もないはずがありません。

私は、経理という手に職をつけたことで、「組織にぶら下がる」から「自分の力で立つ」に変われました。あの喉元を抑えられる感覚から、解放されました。会社に依存しなくていい。嫌になったら、別の会社に行けばいい。この開放感は、何物にも代えがたいものです。

最後に、一つだけ問いかけさせてください。

今の職場の、先輩や上司を思い出してみてください。あなたは数年後、数十年後に、その人たちのようになりたいと、心からYESと言えますか。

もし、少しでも迷うなら。その気持ちこそが、動き出すサインなのかもしれません。

「スキルがない」と立ち止まるのではなく、「これから手に職をつける」と、一歩踏み出してみてください。その先には、組織に縛られない、自由なあなたが待っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。あなたの挑戦を、心から応援しています。

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