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経理についていけないのは能力じゃない?現役経理が「分かるようになるまでの時間」を正直に話します

経理のリアル

経理の会議、何を言ってるのか分からない…。

私、向いてないのかな?

そう思って検索した人が、多いはずです。

その気持ち、痛いほど分かります。

私も簿記2級を取って経理に転職しましたが、最初は会議の言葉がまったく分かりませんでした。

「洗い替え」「消し込み」「残高の突合」。単語は聞こえるのに、意味がつながらない。周りは当たり前の顔でうなずいているのに、自分だけが分からない。

つらいですよね。

でも、大丈夫です。

「ついていけない」のは、あなたの能力が足りないからではありません。ほとんどの場合、まだ時間が足りていないだけなんです。

本記事では、現役経理部員の私が「経理の仕事についていけない理由と、その対処法」を解説します。

私自身、いつまで分からなくて、いつ分かるようになったのか。そのあたりも正直にお話ししますね。

読み終わる頃には、今の苦しさが「絶望」ではなく「通過点」に見えてきますよ。


この記事を書いた人
うみ

元公務員▶︎未経験・経理
漠然とした将来への不安から、転職を決意🔥
未経験経理職として、大手企業から数社内定獲得🙌

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最初は、ついていけなくて当たり前です

まず、これだけは知っておいてください。

経理の仕事は、最初はついていけなくて当たり前です。

というのも、経理は専門用語のかたまりだから。会議で飛び交う言葉は、経験者にとっての日常語であって、新人には外国語みたいなものなんです。

特に最初のうちは、

  • 会計用語
  • 会計システムの操作
  • 社内独自のルール

これを覚えるだけで精一杯ですよね。

私も、そうでした。

簿記2級を取ったのに、会議の言葉が分からなかったんです。

だから、今ついていけないと感じている方も、そこまで気に病まなくて大丈夫ですよ。


経理の仕事についていけない理由

経理の仕事についていけない理由

「ついていけない」と感じる理由は、大きく3つです。

自分がどれに当てはまるかで、やるべきことが変わってきます。

簿記と実務は、別の言語だから

一番多いのが、これです。

簿記を持っているのに、実務が分からない。「勉強したのに、なんで?」と落ち込んでしまいますよね。

でも、これには理由があります。

簿記と実務は、別の言語なんです。

  • 簿記 → 文法書。ルールと構造を教えてくれる
  • 実務 → 会話。現場の言い回しや、業務とセットの用語が飛び交う

文法書を暗記した人が、いきなり現地で会話に混ざれるかというと、無理ですよね。

それと同じです。

だから「簿記2級を取ったのに分からない自分はダメだ」なんて、思わないでください。文法はちゃんと身についています。あとは、会話に慣れるだけですよ。

経理は、一年かけて一周する仕事だから

もう一つ、大きな理由があります。

経理の仕事は、一年をかけて一巡する構造になっているんです。

  • 毎月 → 月次決算
  • 四半期ごと → 四半期決算
  • 年度末 → 年次決算

つまり、入って3か月の人は、まだ月次しか見ていません。

でも会議で飛び交う言葉の多くは、決算を前提にした会話です。

まだ見たことのない業務の話を、聞いているんです。

分からなくて、当然ですよね。

職場に、教えてくれる人がいないから

3つ目は、能力とはまったく関係のない理由です。

こんな職場に、心当たりはありませんか。

  • 教えてくれる人がいない
  • 「分かってる前提」で指示が飛んでくる
  • 質問しづらい空気がある
  • 人が短期間で次々に辞めている

これは、あなたの問題ではありません。職場の問題です。

教育体制のない職場では、誰が入ってもついていけません。ここは、はっきり切り分けてくださいね。


分かってきたのは、決算を一周してから

ここで、私の実体験をお話しします。

これが一番、お伝えしたいことです。

一番きつかったのは、初めての決算

日常業務は、少しずつ回せるようになります。

でも私が一番きつかったのは、初めての決算でした。

月次の締めも大変です。ただ、決算は次元が違いました。

  • とにかく、やることが多すぎる
  • 何がどこにつながっているのか、分からない
  • 意味が分からないまま、手を動かすだけで精一杯

「日常業務ができる=経理ができる」だと思っていたんです。

でも、違いました。決算という段に上がった瞬間、また分からない側に戻される。

あれが、本当にこたえました。

一周したら、景色が変わりました

では、いつ分かるようになったのか。

正直に言いますね。

決算を一周してからです。

一周して、ようやく「なんとなく用語も分かってきた」という感覚になりました。

ある日突然、すべてが分かったわけではありません。決算を一度通したことで、バラバラだった用語や作業が、少しずつつながり始めたんです。

一周するまでは、分からなくて当たり前ですよ!

だから、3か月で追いつけなくても、落ち込まないでください。

私も、追いつけませんでした。

でも、一周すれば、ちゃんと景色は変わります。


経理の仕事についていけないときの対処法

ここからは、具体的な対処法です。

私が実際にやっていたことを、4つ紹介しますね。

分からなかった言葉を、あとでまとめる

会議で分からない言葉が出ても、その場で全部聞き返すのは難しいですよね。

だから私は、こうしていました。

  • 分からなかった言葉を、その場でメモする
  • あとで自分で調べて、まとめる
  • 次に出てきたときに、思い出せるようにする

大事なのは、その場で分かろうとしないことです。

分からなかったことを、あとで潰す。この習慣が、一番効きました。

まず自分で調べる。それでも分からなければ聞く

基本は、自分で調べます。

それでも分からない部分だけ、同僚や先輩に聞いていました。

自分で調べる工程を挟むと、質問の質が変わるんです。

  • 「これが分かりません」
  • 「ここまでは調べたのですが、この部分が分かりません」

後者のほうが、相手も答えやすいですよね。教えてもらった内容も、頭に残ります。

聞くこと自体は、悪いことではありません。ただ、聞く前に一度考える。それだけで、伸び方が変わりますよ。

私の職場は、聞けば優しく教えてくれました。恵まれていたと思います!

簿記3級を、翻訳辞書として使う

もし簿記を持たないまま経理に配属されたなら、まずは簿記3級を入れてください。

資格のためではありません。業務の翻訳辞書として使うためです。

3級を通すと、こう変わります。

  • 目の前の伝票が「何をしているのか」として読める
  • 借方・貸方の意味が分かる
  • 会議の言葉が、少しずつ引っかかるようになる

遠回りに見えて、これが一番の近道ですよ。

一周するを目標にする

そして、これが一番大事です。

「早く追いつこう」と思うと、追いつけない自分に毎日絶望します。

そうではなく、一周することを目標にしてください

  • 月次を、何度も回す
  • 四半期を、通す
  • 年次決算を、一周する

そこまで来て、初めて景色がつながります。

今日分からないことは、一周した頃には分かっているかもしれない。

そう思って、目の前の一つを潰していくほうが、結果的に早いですよ。


「ついていけない」は、また再発します

「ついていけない」は、また再発します

もう一つ、知っておいてほしいことがあります。

「ついていけない」は、一度乗り越えたら終わりではありません。

段が変わるたびに、再発します。

  • 日常業務が回るようになった → 決算で、また分からなくなる
  • 決算を覚えた → 連結や税務で、また分からなくなる

私も、そうでした。

でも、これは後退ではありませんよ。

登坂中の、息切れです。

平地を歩いているとき、息は切れませんよね。息が切れるのは、坂を上っているからです。

「ついていけない」と感じているとき、あなたは一段上に上がろうとしている最中にいます。

自分が今どの段にいるのか。地図を持っていれば、目の前の失速は「絶望」ではなく「通過点」に見えてきますよ。


我慢しすぎる必要は、ありません

我慢しすぎる必要は、ありません

ここまで、対処法をお伝えしてきました。

ただし、我慢すべきでないケースもあります。

「覚えることが多くて大変」という理由なら、時間が解決してくれます。私の実感では、半年から一年もすれば、たいていの人は慣れていきます。

でも、こういう職場なら話は別です。

  • 質問しても、答えてくれない
  • 上司が威圧的で、いつも怒っている
  • 教える人がいないまま、放置されている

こういう環境は、あなたが成長しても改善しません。

我慢し続けても、体を壊すだけです。

私は、環境に恵まれました。分からないことを聞けば、先輩も同僚も優しく教えてくれました。だから、決算を一周できたと思っています。

聞ける相手がいるかどうかは、決定的に大きいんです。

もし今の職場に、聞ける相手がいないなら。環境を変えるという選択肢を、持っておいてくださいね。

同じ経理でも、会社が変われば、教育体制も雰囲気もまったく違いますよ。

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まとめ|「ついていけない」は、時間で解決します

最後に、要点をまとめますね。

ついていけない理由は、3つ。

  • 簿記と実務は、別の言語だから
  • 経理は、一年かけて一周する仕事だから
  • 職場に、教えてくれる人がいないから

対処法は、4つ。

  • 分からなかった言葉を、あとでまとめる
  • まず自分で調べて、それでも分からなければ聞く
  • 簿記3級を、翻訳辞書として使う
  • 「一周する」を目標にする

そして、私自身の実体験について。

  • 簿記2級を持って入った。それでも、会議の言葉が分からなかった
  • 一番きつかったのは、初めての決算
  • 分かってきたのは、決算を一周してから

3か月で追いつけなくても、大丈夫です。私も追いつけませんでした。

今、毎日が苦しい方へ。

それは、あなたが沈んでいるからではありません。

まだ、一周していないだけですよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

あなたの毎日が、少しずつ楽になっていくことを願っています。

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